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2008年4月22日 (火)

三毛猫「こっくん」の奇跡

私はこの数日、ダンナの実家の飼い猫と二人きり(一人と一匹)で生活している。


なぜかというと、

ダンナのお母さんが旅行で家を空けなければならないのと、ダンナは仕事で1週間ほど地方に出張に行って
しまっているからである。


猫の名前は「コーラ」。

三毛猫、16歳、♀。

私とダンナはコーラのことを「こっくん」と呼んでいる。(メスだけど)


見た目はなんとも愛らしい、

でっぷりと太った三毛猫のこっくんだが、

この子がかなりの曲者なのだ。


家族以外にはまったくなつかないのである。


例にもれず、私もまだ家族と認められていないため、

こっくんに触れることすら許されていない。


触れようとしたり、目を合わせただけで、

・・・いや、

正確にいうと、

私の存在を認識された時点で、


「シャーーーーッ!!」


とものすごい勢いで威嚇され、場合によってはひきつけを起こす(高齢のため)。


そんなカンケイの私たちが二人きりで生活?


うまくいくかしら?

と心配する私に、

ダンナもお母さんも、

「大丈夫だよ」とそろって根拠のない激励をくれ、二人は旅立って行った。


・・・・しかし。

全然大丈夫じゃなかったのである。


初日の夜。


こっくんは、少し緊張しつつも、

実家から持ってきたお気に入りの毛布が敷いてある、お気に入りの寝床におとなしく座っており、

この家での生活がまんざらでもないようだった。


お母さんに言われたとおり、

寝る前にお水も餌もたっぷり用意し、準備万端で寝床に入った。


この夜、私はこっくんのために、

いつも寝ている寝室のベッドではなく、

こっくんが寝ているリビングと繋がっている和室に布団を敷いて寝ることにした。


そして、電気を消し、布団に入り、いよいよ心地よい眠りにつきそうになった瞬間、


「にゃあーーーーっ!!」


ものすごい大きな声で起こされた。

複式呼吸をして腹の底から声を出し、全身に共鳴させて発しているとしか思えない、

恐ろしく澄んだ、そして通る声で突然こっくんは鳴いた。


どうやら、トイレを掃除してほしかったみたいだった。

トイレを掃除する。

布団に入る。

いよいよ心地よい眠りにつきそうになった瞬間。

「にゃあーーーーっ!!」


びっくりして飛び起きる。

こっくん、お腹が空いたようだった。


空になっている餌入れに、缶詰の餌を追加する。

布団に入る。

今度こそ、

心地よい眠りにつきそうになった瞬間。


「にゃあーーーーっ!!」

びっくりして飛び起きる。


こっくん、とっても愛くるしい顔でこっちを見て何かを訴えている。

でも、何が望みなのかがまったくわからない。

「遊んでほしいのかな?」

と思い、座布団で遊んであげようとするやいなや、

「シャーーーーーッ!!」


威嚇される。

「なんて理不尽なんだ・・・」

とやりきれない思いを抱えたまま、

布団に入る。

ようやく眠りにつきそうになった瞬間。


のし、のし、のし、のし、のし・・・・

こっくん、和室に入ってきた。


するとおもむろに私の布団の周りをぐるぐる回りだし、

私の頭の上に来るたびに、


「シャーーーーーッ!!」

威嚇する。


「こ、こわい・・・。

神様、助けて!!神様ーーーっ!!」


こっくんが悪魔に思えた瞬間だった。


私は、

恐怖のあまり布団の中でブルブル震えていた。


そんなやりとりを一晩中繰り返し、

翌朝、私はほとんど眠れないまま、会社に出勤した。

その夜、その話を電話でダンナに話した。

ダンナは大爆笑。本当に嬉しそうに腹を抱えて笑っているようだった。


そして、翌々日。

ダンナは絵を売る仕事をしているのだが、

たまたまその日、

猫好きのお客さんが来店され、昨夜のこっくんと私の話をしたら大爆笑してくださったそうで、

そのおかげで猫の話で大いに盛り上がり、

なんと、

260万もする作品を買って行ってくださったそうだ。

その夜の電話で、

「gbuとこっくんのおかげだよ!ありがとう」

と感謝された。


私としては、

手放しでは喜べない複雑な心境だったけれども、

あの夜の死闘が報われたのなら本望だと思った。


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2008年4月20日 (日)

ブルーオニオンの奇跡

前回の更新日から約9ヶ月ぶりに更新します。

昨年の7月以降、たたみかけるように様々な種類の奇跡が起こっていたのですが、

環境の変化も伴い、なかなかブログを書く時間がありませんでした。

数日前、友人がこのブログの更新を楽しみにしているということを知り、

私の楽しみの一つでもあるこのブログを再開しようと思い、復活しました。

マイペースにやっていこうと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今回の奇跡は、昨年の7月に遡ります。

「ブルーオニオンの奇跡」

9月に結婚を控えていた私は、

式で使う席次表の用紙をネットで探していた。


そして、

やたらと目につく、気になるデザインがあった。


それは、

白地にブルーのお花や蔦のような絵が描かれている

「ブルーオニオン」という柄。


よく見てみると、

確かにたまねぎのような絵が描かれている。

色的にも柄的にも私の好みのデザインで、

以前にこれと同じような柄の食器を見たことがあった。
(マイセンの代表的なデザインらしい)

「席次表もいいけど、この柄の食器、新居に欲しいなぁ」と思い、

それから食器売り場や商品カタログなどを見るたびに、

いつも「ブルーオニオン」が気になっていた。

そして数日後。

職場の上司に、


「ちょっとちょっと」と小声で呼ばれた。


私だけこっそり呼ばれるなんて、一体何だろう?と思い、

上司が作業している大きなキャビネットのところに行ってみた。


すると、

「gbuさん、こういうのいる?」


と聞かれ、

上司はキャビネットの中から、お中元か何かの箱を二つ取り出した。

「何ですか?」


と言って、箱のふたを開けてみると、

そこには白地にブルーのお花や蔦、そして玉ねぎの絵が描かれているお皿が5枚ほど重なって入っていた。


そう、それはまさしく、


「ブルーオニオン」の食器だったのである。


二つ目の箱を開けてみると、

さらに「ブルーオニオン」のボウル型の食器が5枚入っていた。


「ほかの会社の方から頂いたんだけど、

オフィスにあっても使わないから、もしよかったらgbuさん新居で使うかなと思って。

ほかの人には内緒ね。」

と言って、上司は二箱とも私に譲ってくれた。


まさか、

会社で「ブルーオニオン」の食器が手に入るなんて!!


チャンスは本当に思いもよらないところに転がっているんだなと思った。

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