友人Kの消しゴム版画の奇跡
今日、仕事で初対面の方にお会いするため、
名刺の準備をしていた。
ふと、
「今日は昔使っていた名刺を持っていこう」と思い立ち、
4年くらい前に使っていた名刺を数枚名刺入れに入れた。
その名刺は、
以前、アフリカ旅行仲間の友人Kが私の似顔絵を消しゴムに彫ってくれ、
それを版画にしたとてもカワイイお気に入りの名刺だった。
久々にその名刺を見たら、
「K元気かなぁ。」
と最近まったく連絡をとっていなかった友人Kに会いたくなった。
そして仕事を終え、
夜、雨が降りしきる渋谷の街を歩いていたとき、
一緒に歩いていた彼のカサの先端が私のおでこにプスっとささり、
私はビックリして思わずおでこを押さえて立ち止まった。
すると、前方でも何かを叫んで立ち止まった人がいる。
「なんだ?」
と思ってみてみると、
なんと、
そこに立っていたのは、
消しゴム版画の作者、
友人Kだった。
「gbu!!元気?!」
「元気だよ!Kは?!」
と私たちは久々の再会を喜んだのだった。
あのとき、絶妙なタイミングで彼のカサが私のおでこに刺さったおかげで、
友人Kは私を見つけた。
たぶん、私の名刺の消しゴム版画が、
自分を作ってくれた人を呼び止めたのかもしれない。
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